院長挨拶

病院長あいさつ

院長挨拶

 JA新潟厚生連三条総合病院の前身は、医療に恵まれない農村地域のためにと、南蒲原郡医療利用組合として、昭和8年(1933年)10月に三条市旭町に開設された診療所です。JA新潟厚生連の中でも最も歴史のある病院の一つです。その後、昭和19年(1944年)1月に新潟県農業会三条病院、昭和27年(1952年)5月に新潟県厚生農業協同組合連合会三条病院と組織変更を経て、昭和32年(1957年)12月には総合病院となり、昭和62年(1987年)8月、塚野目の地に移転しました。令和4年(2022年)で開設89年となります。現在は、標榜14診療科、199床からなる総合病院として、県央地区の医療の一翼を担っています。

 当院は令和5年度(2023年度)には新潟県立燕労災病院と統合し、県央基幹病院となります。病院の本体工事も始まっており、着々と開院の準備が進んでいます。当院は当初、統合後、19床の診療所として現在の場所で診療を継続する予定が公にされていました。しかし、計画の変更があり、統合・新病院の開院と同時期に閉院となります。日頃当院を利用され、生活のよりどころの一つとして思いを寄せていただいている住民の皆様には、不安を与え大変申し訳なく思いますが、諸事情をご理解いただくよう、切にお願い申し上げます。

 病院長就任にあたり、私なりの思いを述べさせていただきます。

 第一に、閉院にあたり、住民の皆様の不安感ができる限り緩和できるように努めたいと思います。日頃の診療の中で、すでに多くの方々の不安・不満を耳にしています。「今の病院でずっと診てもらうつもりだったのに。」、「閉院となったら、私はどこにかかったらいいのですか。」など、切実な思いを、目の前で述べられることが頻繁にあります。当院の閉院は、今現在当院をよりどころにしている方にとっては切実な問題であると感じています。すでに閉院までに縮小する可能性のある分野もあり、職員自身も不安を感じている部分がありますが、与えられた条件の中で、不安感が緩和できるようにできる限りの努力をしていく所存です。

 第二に、県央基幹病院の開院までの準備に可能な限り協力したいと思います。県央基幹病院は、当院及び県立燕労災病院が閉院し、今後の県央医療の中心となる病院です。県央基幹病院がしっかりとした病院となることが、県央の医療の充実に不可欠です。そのために、県央基幹病院の開院準備にできる限り協力していきます。

 第三に、日ごろの診療をしっかりと行います。当たり前のことではありますが、これなくしては閉院も統合も語ることはできません。現状を維持できない分野もありますが、今まで目標にしてきた、「質の高い医療」、「心ある医療」をしっかりと見つめなおし、リスクを増やすことなく閉院までの診療も可能な限りしっかり行っていきたいと思います。

 当院の閉院は、新しい病院の誕生であると思うと希望が湧いてきます。県央基幹病院は、当院と県立燕労災病院の二つの流れが一緒になって出来る新しい病院です。救急医療をはじめとする、現在の県央医療の問題点を解決することを目的とした病院です。県央医療の未来を考え、子供たちや、これから年齢を重ねつつ県央で生活していく皆さんに、新しく誕生する県央基幹病院が、真に頼もしい存在になることを願い、職員全員が力を合わせて、しっかりと診療を行っていきたいと思います。

 今後とも、三条総合病院をよろしくお願い申し上げます。

令和4年6月
JA新潟厚生連三条総合病院 病院長  岩渕洋一

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